Precious Memories

染まり方忘れた空のような青さで
新しい季節が微笑み浮かべながら
春を待たずに歩き出した きみのもとへ
小さな思い出のかけら拾い集めながら

きみの瞳は何を映してるのだろう
かなわぬ夢だと知っていても
流れそうな涙さえ流れはしない

頭を駈け巡る記憶は淡く 切なく
でもどこか希望に満ち溢れていた

いつになればきみのもとへたどり着ける
届かない手を繋ぎ合わせて歩いてみたい

虚ろなぼくをやさしく包みこむ光り
懐かしい香りがぼくをあの時間へ連れ去る

渦巻いた夢のように不確かな記憶のかけら集めて
遠い昔の幼い景色を思い浮かべながら沈んでいく

まだ見ぬ未来の手前で立ち止まったまま
過去の自由に溺れてしまった体
壊れてしまう前に 消えてなくなる前に

夢見て眠る鮮やかな時間を手にして
少し躊躇ったぼくにサヨナラを告げた

どんなに遠く離れていても 数えきれない夢があるから

生まれたての愛がまだきのうを見てる

鮮やかに美しく 遠く儚い場所へ
きみと歩き出すときを待っている
2001.5.2 by はる

17:16 | 2001年 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
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