SPEED−緑の中−

風しきる緑の中を 今こうして走ってる君がいる
時がたっても 青々した草木は微笑んでくれる

自然の中で 大きく呼吸すれば 世界中の音を
聞き分けることできるよ この静けさの中で

誰かが待ってくれても 時は待ってくれない
誰が何を言っても 時間はスピード落とさず走って行く
そして今 誰もが焦るこの世界の真ん中で
僕は君と二人 時の流れゆく様を見つめながら生きて行く

木々の間からこぼれる金色の太陽の光も そのうち
消えてさみしい夜がやってくるよ
1日24時間 東から日が昇り 西に去っていく
これを繰り返して僕と君は 大きくなるんだよ

やがてこの森の緑も赤く染まり散ってゆく
誰も何もできないまま 自然は変わってしまう
生まれてくる新しい命を見送りながら
過ぎ去る時間に逆らえないでいるんだよ

今 僕は感じる 緑に囲まれた木の温もりを
何も言わず君は僕を包んでくれる・・・

このスピードの中で時はもう待ってくれない
このままの自分でいたいと思っても 時が許さない
やがて鳥のさえずりも止み ここに残ったのは僕たちだけ
時代の波に呑まれないように 僕は君と二人 ここで生きて行く
1997.3.1 by はる

15:50 | 1997年 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
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