あらすじを読む“沖"と“浜"という2つの地域が存在する、ある干拓地。“浜"の人々は“沖"を蔑み近寄ろうとはしなかった。シュウジは両親が自慢する出来のいい兄シュウイチのことが大好きな、“浜"に住む心優しい少年だった。そんなシュウジを取り囲むように起こる様々な出来事と出会う人。“沖"に越してきた“鬼ケン"と呼ばれるヤクザものと奇妙な出会いと突然の死。“鬼ケン"の情婦で、シュウジに性の目覚めを抱かせる大人の女、アカネ。幼い頃、両親を自殺で失ったことで、世の中を斜に見ることしかできない孤独な少女エリとの淡い恋。自らの不貞から弟を殺人者にしてしまったという重荷を背負いながら、シュウジとエリを導く“沖"に出来た教会の神父。やがて、大好きな兄シュウイチが挫折の後に起こした放火事件から、家族は離散し、シュウジの運命の歯車が狂っていく。
レビューを読む昨日「間宮兄弟」のレビューで久しぶりにレビュー更新したと思ったのに、さっきたまたまケーブルTV見てたら、ふと目を引く映画がやってたので見入ってしまい、それを忘れないうちに簡単にレビューしようかと。
ジャニーズのNEWSのメンバー手越祐也主演なんですが、元々そこらへんちょっと疎いので彼がNEWSの一員だなんて知らず見てました。ただ最近何か歌を出してたなぁとかTOKIOの長瀬と一緒にドラマ出てたなぁ程度。
この作品の存在も知らず、テレビのチャンネルをカチカチやっててたまたま見ることになっただけなので何の先入観もなく見始めました。
冒頭からいきなり「暗い」。ある小さな町に住む兄弟の物語と言ってしまえば前回レビューした「間宮兄弟」っぽいが、中身は正反対。
「間宮兄弟」が娯楽・笑い・温かさを描いた映画なら、「疾走」は人間の闇を深く描いた映画。
と、そこまで兄弟に焦点を絞った内容ではないが。
まず一番目についたのは作品全体を包む暗さ。すごく重々しい。
次に主演の子役二人の演技。かなりの棒読み演技。これは酷いと思った。監督の指導不足なのかもしれないが・・・。
ただ手越祐也はセリフこそ下手だったが表情の作り方はそれなりに良かった。
他のキャストに豊川悦司、中谷美紀、大杉漣、寺島進と豪華な俳優陣を揃えてるだけに主役の演技ぶりが惜しかった。
さらに豊川悦司の弟役に「それでもボクはやってない」の加瀬亮、手越祐也の兄役に今クールの月9ドラマ「東京タワー オカンとボクと〜」の柄本佑。
こうして見るとすごいキャスティングだなぁと改めて思う。
物語は人間の奥底に眠る闇を最大限に引き出している。誰でも追い詰められれば何でもする。その一言に尽きる。
頭の良い兄を持ち、心優しく育った主人公。
兄が放火をするようになり、父親が家出をし、弟は学校でイジメの対象になり家を飛び出す。
心に襲いかかる絶望からどう切り抜けるべきか、ある人は自分の命を絶つ代わりに家族を殺すことですべて絶望に変え空っぽの人生を送ることに。
自分自身そこまでの絶望を味わったことはないが、実際同じ立場になったら・・・そうするかもしれない。いや、わからないが方法の一つとしては必ず思い浮かぶと思う。
人間の内面って、普通に生活してる分にはそこまで掘り下げて考えることはあまりないが、悲しいことがあればどこまでも悪にさえなれると実感した。
この作品、レビューするにはちょっと難しいかもしれない。暗く重い映画だけど、そこまで残酷を描写してるわけではないので、そういうのが嫌いでなければ一度見てみてください。それが一番手っ取り早いです。
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Comments
私も『失走』見たことありますよ(○´∀`)ノ゙最後は結局、あれは男の子は死んでしまっているんですよね??
豊悦がかっこよくて好きです☆
私が見た映画の中では、内村さん(ウッチャンナンチャン)が紹介していた『初恋の来た道』が純粋で感動しました。あとは、ほとんどジョニーデップの作品ばかり見てます。
では、また遊びに来て下さい。
最後はやっぱり死んじゃったようですね。そのあとに神父さんが「シュウジの物語は終わった」みたいに言ってるし。
「初恋の来た道」ですかぁ。初耳ですが機会を見計らって見てみたいと思います。
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